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日曜日はPentecoteという、これまたキリスト教徒の祭日でした。
Paquesといえばチョコレートですが、どうやらこのPentecoteのお菓子もあるのを今年初めて知りました。それが、これ。 平和の象徴のハト(la colombe)を飾ったアーモンド風味の焼き菓子。生地にメロンの砂糖漬けとオレンジのお酒をいれるようです。Gateau de pentecote とかLe Colombierとか呼ばれています。 こんな可愛いお菓子を買わずしてその場をさることができず、一番小さいのを買ってみることに。一緒に、白いハトにまつわるブルゴーニュ地方の言い伝えみたいなお話が添えられていました。 それによると、その昔、ブルゴーニュ公国のお姫様がPentecoteの朝に白いハトをお部屋の窓から見られたそうで、その次の日にフランドル王国の王子様とのご結婚が正式に発表されたそうな。以来、Pentecoteの朝に白いハトを見た女性は年内に結婚すると言い伝えられるみたいです。 宗教とはどうやら全然関係ないようですが、こんな言い伝えがあるんですね。 このお菓子の中に、実はセラミックでできた白いハトが仕込まれておりまして(まるでギャレットデロワのように)、お菓子屋さんの意図としてはこれを日曜日の朝に見ると・・・ということだったのでしょうが、そんなことはつゆ知らず、がぶりとかぶりついたうちの相方のケーキの中から、みるも無惨に砕けた白いハトさんがぁぁぁ。 これじゃ可愛らしい伝説どころか、うちの平和が危ぶまれる????
by biquette
| 2005-05-16 18:19
| 季節もの
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